口内炎が出来たので薬を貰おう
って軽い気持ちで病院に行ったら
大学の口腔外科に行ってくれ!と言われました。
なんて話しを聞いたことがあります。
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口の中に出来るガン
口の中にできる「口腔がん(こうくうがん)」は
日本では、この30年間に約3倍増加!
年間、約6000人が発症し、
約3000人が死亡しています。
口腔がんの主なものが「舌ガン」です。
口の中の病気は
虫歯や歯周病だけだとおもわれているために
早期発見がおくれるケースがあります。
「口内炎」だから医者に見てもらおう!って少ないですよね。
舌ガンってどんなガンなの?
舌は、味覚を感じる大切な機能をもっています。
美味しい!とか、いやぁ食べない方がいいかな
これって舌の感覚によるものがおおきいですよね。
また、飲み込むときにも多いに役立ってくれるのも舌です。
舌ガンって多いの?
決して患者数は多い訳ではないのです。
舌全体でみると、前方2/3ほどの範囲で発症するガンです。
がん患者率でいうと、3パーセントほどです。
舌ガンになりやすい人っているの?
いるんです!
っていうとビビりますが。
舌ガン患者の傾向として
- 飲酒
- 喫煙
- 虫歯
- 歯石
口腔内の「不衛生」によって発症しやすいんです。
また、歯並びが悪い人にも多いんです。
なぜなら、その一部が常にしたにあたっていると
傷が出来て虫歯の菌がついて炎症したり
タバコを吸ったりで潰瘍ができて
ガン化したりすることもあるのです。
舌ガンの早期発見方法!
舌ガンの症状は、
舌の縁にしこりが出来る。
ここ大切です。
舌を見れば自分でも判断できます。
表面だけではなく、裏面にも発症することがあるので
要チェックです。
症状が進行すると、痛みがでてり、口臭がしたりします。
舌ガンの原因とは?
前出の喫煙や飲酒です。
因果関係はあきらかになっていないのですが
喫煙者のガンのリスクは
吸わない人に比べて、なんと約3倍!
喫煙率が高い国ほど、
舌ガンも比例しているのです。
歯並びが悪い
歯並びがわるく、一部が常に舌に当たっていると
同じ場所を噛んでしまう。
これ、継続的になると舌ガンのリスクは高くなるんですよ。
食生活を見直さないと
香辛料が沢山入っているもの
これ、舌への刺激が強くなりすぎてしまいます。
強い酸性やアルカリ性の食べ物
塩分が濃いものも要注意です。
口腔内が不衛生もダメ
口の中が慢性的に不衛生な場合も舌ガンのリスクが高くなります。
歯垢や歯石が出来て
長期的につづくと発症率がたかくなるんです。
口腔内の粘膜の病気は?
口の中の粘膜の病気?
紅板症(こうばんしょう)や白板症(はくばんしょう)
これらを放っておくとガンに進展してしまう危険があるんです。
しかも、紅板症の患者の半数は舌ガンに進展しているといわれています。
遺伝的要素はあるの?
「P53遺伝子」と呼ばれる遺伝子にとって
舌ガンが引き起こされます。
舌ガンの症状とは?
舌の縁に多く発症するんです。
自身でチェックできるので、是非見て下さい。
- 白い斑点はあるか?
- 表面の皮は赤くなっているか?
- 表面が隆起しているか?
- しこりみたいなものがないか?
あるいは「舌の感覚」も意識してください。
- 出血はしているか
- 冷たいもので浸みたりしないか?
- 口臭はどうか
以上の点に「アレ?」って想うところがあれば
初期症状の可能があります。
口内炎と間違えやすい症状
舌がんの初期症状は、
口内炎と間違えやすいのです。
口内炎は、一週間くらいで自然に治るので
わざわざ病院まで行かないもの。
ですが舌ガンは薬を塗っても治らないです。
こんな風に、日頃に舌の様子をチェックしていれば
早期発見につながります。
定期的にチェックするのが大切ですね。