低血圧はどんな原因で起こるのか
- 朝おきてもシャンとしない
- やる気はあるけど体がだるい
- 疲れた!横になりたいわ
病気でもないのに、この症状!
それ低血圧のせいかもしれません。
低血圧の症状には、
- めまい
- 頭痛、
- 肩こり
- 耳鳴り
- 不眠、
- 胃もたれ
- 吐き気
- 発汗
- 動悸
- 不整脈などいろいろあります。
本人は辛いのですが、病気とみなされない部分もあるのです。
なぜなら、高血圧と比べて低血圧は
国際的診断基準というものがありません。
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ですので、低血圧だからといって、受診する機会が少ないのです。
低血圧の症状は、自律神経失調症や軽いうつ病にもあてはまるため
間違った診断を受けるケースもあるようです。
まずは、定期的な血圧測定が必要です。
最高血圧が、100mmHg以下なら、
低血圧が原因でその症状がおこっている可能性があります。
めまいや、吐き気などの症状に悩まされるので、生活をするのに
不自由さを感じることが多いようです。
※低血圧は若い女性に特有なものと思われがち。
高齢者の場合、血圧が下がると失神や転倒などの危険性もあり
特に注意が必要です。
低血圧にもタイプがあります
本体性低血圧
家族に低血圧の人がいる場合、遺伝による可能性があります。
受診すると、他の病気の可能性がない場合、
本体性低血圧と診断されます。
起立性低血圧
ベッドから起き上がったとき、椅子から立ち上がったとき
フラフラとするのが、起立性低血圧です。
最大血圧が20mmHg以上下がる場合が起立性低血圧です。
日頃、低血圧出ない人にもみられるものです。
高齢者は特に注意しなければならない障害です。
二次性低血圧
病気や薬が原因で低血圧になるタイプです。
糖尿病で血糖値コントロールがうまくいっていない時に
起こりやすい起立性低血圧です。
- 循環器系疾患
- 内分泌系疾患
- パーキンソン病
- がん
- 甲状腺異常
低血圧を引き起こすことがあります。
高齢者におおいのは、薬による副作用や、食後低血圧といって
食事のあとにめまいやだるさを感じるタイプのもあります。
低血圧と貧血の違いって?
めまいや立ちくらみの症状が似ているけれど
実は全く違うものです。
貧血は鉄分不足です
赤血球の中で酸素と結合するヘモグロビンが少ない状態です。
めまいを繰り返す場合、手足のしびれ、節々のこわばり、
黄疸がみられるなどの症状が出た場合は受診するのをおすすめします。
低血圧は、血圧が低い状態をいいます
体中の血液を送るための圧力が弱くなっているために起こる症状です。
低血圧の解決策は、食事の取り方です。
低血圧の方は、食欲不振から食事をきちんと取らないことが多いようです。
栄養バランスが悪くなりがち。
冷たい食べ物は体を冷やすので低体温の原因になりますので、
できるだけ控える方がいいようです。
暖かい飲み物を心がけましょう。
食べないダイエットは厳禁です。
量は少なくても、一日三食、食べるようにしたいもの。
タンパク質は必須です
(肉類、魚類、納豆など大豆食品)
ミネラル分は不足しがち
(野菜や海藻類など)
ミネラルが不足すると、
- 女性ホルモンのバランスが崩れ、
- 冷え
- 生理不順
- 低体温を招いてしまいます
亜鉛、鉄、セレンなどのミネラル、ビタミンB1、B2などのビタミンが必要です。
高血圧は塩分を制限されますが、
低血圧は逆に塩分をきちんと摂るのが必要です。
また、低血圧の人は疲れやすいので、
塩分とクエン酸(疲労回復に役立ちます)
梅干を食事と一緒に摂取するのも効果的です。
水分摂取について
血液量を増やすことにもなります。
一日、1~2リットルを目安にしたいところ。
足にむくみが出る場合は量を減らしてください。
低血圧の人におすすめの運動とは
血液を心臓に戻す運動が必須です。
低血圧の人は、
足や手など末端部の血管の収縮が弱いので、
血液の循環が悪くなりがち。
末端部の血液が心臓にうまく戻らないのが、むくみの原因です。
足は特にふくらはぎの筋肉です。
歩いたり、階段を上り下りしたり、
早歩きは心臓に負担がかかるので、無理しないようにしてくださいね。
ふくらはぎに筋肉をつけることが、血液循環を改善します。
手先の血液循環を良くするには
手をグー、パーを繰り返すと効果的。
30~50回程度が目安です。
低血圧の人は避けたいものとは
人ごみや暑い中にいると、疲れや頭痛など症状が出てきます。
暑い日は、外出を避けたり、休憩を早めに取るなど
予防に努めましょう。
お酒の飲み過ぎに気をつける。
タバコは控えるようにする。
これはたばこは急激に血管を収縮させてしまうので
血液の流れを悪くする上に、基礎代謝も低下させてしまいます。
急な動作は避ける。
急に起き上がる 立ち上がるこ動作をさけるようにすることで
立ちくらみによる転倒を防ぎます。
まとめ
低血圧は、血液を送り出す力が弱く、心臓の筋力も低下している状態です。
心拍数が120異常になる下半身を鍛える運動を心がけたいものです。
この時の水分補給はしっかりと!
水分不足は血圧も低下させてしまいます。
大切なのは、早寝早起き。
低血圧の方は、朝おきて動き出すのに時間がかかりますので
その分、早く寝て体力つけていきたいですね。