脳梗塞は日本における3大死因の一つです。
日本ではなんと、約140万人の脳梗塞患者がいるといわれています。
しかも、年間8万人の方が脳梗塞でなくなっています。
また、後遺症で日常の生活を送れなくなることもあります。
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脳梗塞は、中高年に多い病気と思われがちでしたが
不規則な生活、偏った食事、運動不足などから
若年者にも増えてきているのです。
脳梗塞とは
脳の動脈の内腔(ないくう)が途中で詰まって、
その先へ血液が流れなくなる病気です。
その動脈から血液の供給を受けている脳が
酸素不足に陥って壊死(えし)していまいます。
人によって、起こり方は様々。
意識を失ったり、体が動かなくなったり
障害を受けた部分によって異なってきます。
脳梗塞は、処置が遅れると死に至る病気です。
逆に処置が早ければ助かるケースもあります。
脳梗塞の前兆とは
- 顔や手足が麻痺し、片側しか動かせなくなる
- ろれつが回らなくなり、上手く喋れない
- よだれを垂らしてしまう
- 立ちくらみ、めまいが起こる
- 目の焦点があわなくなる
- よくつまづく
- 片方の手足がしびれる
- 顔半分が麻痺する
- 言葉が出ない
- ふらふらして歩けない
- 視野が半分欠ける
- 片方の目が見えない
- 相手のいうことが理解できない
- 思うように字が書けない
上記の症状が起こって、回復したとしても
脳梗塞の前兆にはかわりありません!
脳梗塞は早期発見・早期治療が大原則です。
このような症状が現れたら、迷わず受診です。
脳梗塞の前兆 TIAとは
TIAとは、脳梗塞の前兆症状で
一過性脳虚血発作といいます。
脳の血管のなかに血栓が詰まって起こります。
血栓は直ぐ溶けるために、症状は収まってしまいます。
TIAを引き起こす危険因子とは?
- 高血圧
- 高血糖
- 高脂血症
- たばこ
- ストレス
- 運動不足
遺伝や加齢も要因の一つではありますが、
生活習慣を改めるのが一番です。
生活習慣を改めることで、なんとTIAの8割を予防できるのです。
まとめ
脳梗塞は、命を落とす危険が大きい病気です。
身体的にも後遺症を残してしまうことも多いです。
しかし、早期に治療を開始すれば
後遺症を残さずに治癒したり
後遺症がかくるなったりします。
脳梗塞の前兆や予防方法を知ることって大切ですよね。