ステロイド薬の副作用ってヤバいんですか?



ステロイド薬と聞くと、使わない方がいいんじゃない?

副作用、怖いって聞くけど大丈夫?

と、思ってしまうこと多いのではないでしょうか?

 

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ステロイド薬はどんなとき使われているの?

膠原病(こうげんびょう)という病気に使われているのだけれど

もちろん副作用はあるもの。

 

副作用を怖がって治療しなければ

病状をさらに悪化させることだってある。

 

重い副作用についても、

医療の進歩で予防法や対処法の研究が進んでいるもの。

 

最も怖いことは
  • 自己判断で薬の量を勝手に変更してしまうこと
  • 勝手に服用をやめてしまうこと

このことの方が怖いのです。

 

薬の作用・副作用をきちんと知ることが

副作用の軽減につながるのです。

 

どんな副作用があるのか?

 

感染症

ステロイド薬が白血球の機能を低下させてしまうのです。

ウイルスや細菌といった外敵と戦う、自己兵隊が激減しているので

感染症が起こりやすくなるのです。

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こういった状態を

易感染と呼びます。

 

インフルエンザ・肺炎・結核など起こしやすくするのです。

 

ステロイド薬の量が多ければ多いほど

感染症は起こりやすくなります。

  • 発熱
  • 息切れ
  • 頻脈

これらの症状が出たら、早めの受診をお勧めします!

 

糖尿病

 

ステロイド投与後、2〜3ヶ月してから出現!

ステロイド糖尿病と呼ばれています。

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血糖値を下げるインスリンの作用を妨害するので

血糖値が高くなるからです。

症状の特徴は

  • 日中の血糖値が高い
  • 夕食後はあまり上がらない
  • 空腹時は正常

などといった特徴があります。

 

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予防方法はあるのか?

普通の糖尿病と同様、食事療法と運動療法が有効なのです。

インスリン投与の方法もありますが、これは医師の指示が必要です。

 

もともと糖尿病の遺伝的要素がない人の場合

ステロイド薬の服用量が減れば、糖尿病も改善されます。

糖尿病の遺伝的要素がある人の場合

もちろん、インスリン治療の継続が大切です。

 

高血圧

ステロイド薬投与後、数日〜数週間で高血圧がいられる場合があります。

血統中のナトリウムをふさす作用が影響しています。

治療には降圧薬を使います。

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脂質異常症

脂質異常症とは、コレステロールや中性脂肪の

血中脂肪成分が増える状態のことを言います。

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大量投与の1〜2ヶ月後に出現します。

普通なら食事療法で、重度の場合は薬物療法を行います。

 

精神症状

長期間のステロイド薬の多量服用は

精神状態を脅かすこともあります。

これ、一番怖いんですけれど…

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ステロイド・サイコーシスといいます。

サイコーシスとは、精神病のことです。

 

全身性エリテマトーデスで多く見られるといわれています。

(全身性エリテマトーテスとは)

※全身の臓器に原因不明の炎症が起こる、自己免疫疾患の一種。

膠原病の1 つとして分類されている。

 

いずれは消えますが、向精神薬を使用することもあります。

 

白内障

ステロイド薬を長期間大量服用すると

ステロイド白内障になる場合があります。

※白内障とは

目の水晶体が曇って、ものが見えにくくなる病気で高齢者に多い。

 

資料障害を起こすほどではないにしろ、早めの眼科受診がおすすめです。

 

緑内障

緑内障は、眼球の中の水の流れが悪くなり

眼圧が高くなって視神経を圧迫!

視野が狭くなって、失明に至る危険な病気です。

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ステロイド薬を服用していて、眼圧が気になったら

眼科に早めの受診が大切。

 

資料には、点眼薬、免疫抑制薬などを使用します。

それでも重度の場合は、ステロイド薬を中止します。

網膜に病変が及んだら、レーザー治療になります。

 

胃腸障害

ステロイド薬を長期服用していると

胃や十二指腸潰瘍を発生させてしまいます。

以前の潰瘍を再発させることもあるので

胃粘膜を保護する薬を併用します。

 

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骨粗鬆症

(こつそしょうしょう)とは骨料が減って、骨がすかすかになる病気です。

もちろん、骨折しやすくなります。

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ステロイド薬を大量服用していると、若年(20〜30代)でも

骨量が減っていきます。

ビタミンDやカルシウム製剤などを併用しますが

高齢者の場合は腎障害が起こることもあります。

 

副腎不全、ステロイド離脱症候群

 

長期間ステロイド薬を飲んでいたものを急に中止すると

なんと、ステロイド離脱症候群を招いてしまいます。

やめても副作用に悩まされるなんて!

 

副腎が働かなくなってしまうので

  • 発熱
  • 倦怠感
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 食欲不振
  • 低血圧
  • 体重減少

などの症状がみられます。

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ステロイド薬の減らす量の速度を緩めるという対処法をとります。

 

 ムーンフェイス

ステロイド薬は、脂質代謝に影響します。

脂肪が多くなるってことですよ。

顔、首回り、胴体などの脂肪が多くなります。

中心性肥満と呼ばれる症状です。

 

女性は特にムーンフェイスと呼ばれる症状に悩まされます。

一時的なものとはいえ、この副作用はへこみそうです。

対策としては、食事でカロリーを摂りすぎないようにすることです。

にきび、多毛

 

ステロイドを長期服用すると、皮下出血したり、傷の治りが遅くなります。

ニキビや多毛にもなるようです。

 

まとめ

ステロイドの副作用はかなりきついものですが

それだけ強く作用していることから

効果の高い薬でもある訳ですね。

 

他の薬が効かない!

そんな時に効果を発揮してくれます。

ですので、医師の処方とともに

上手につきあっていくことが大切です。

 

 

 

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