お歳暮とは
季節のあいさつなので、
贈るタイミングを逃さないようにすることが大切です。
お歳暮は、正月祝いの準備を始める
12月13日〜20日までに贈るものとされてきました。
最近では11月末頃から贈る人も多いようです。
日頃お世話になっている人に感謝するなど
「歳暮まわり」と呼ばれる年中行事となりました。
今では、お世話になった人に一年の感謝の気持ちを込めて
ギフトを贈る言葉となりました。
送り方も、本来は先方に持参するのが正式でしたが
最近では、百貨店からの配送
インターネットなど通販でお届けするのも一般的です。
どんな人にお歳暮を贈るのか?
- 両親
- 義父母
- 仲人
- 親類
- 会社の上司
などです。
最近では仲のいい友達や同僚
身近な人に感謝の気持ち伝える手段として
お歳暮を贈ることもあるようです。
お歳暮の金額とは?
だいたいお中元の二割、三割増しが目安。
特別にお世話になている人
5000円〜10000円程度
仲人やお世話になっている上司
5000円前後
親戚や知人
3000円〜4000円程度
相応の値段を目安にしたいところです。
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包装のしかた
お歳暮には紅白一本の蝶結びの水引きを用いたのし紙が使われます
贈ってはいけないものってあるの?
現金に類するものは避けられてきたものの
最近ではギフトカードやビール券などの金券も使われるようになりました。
目上の人に対しては、「踏みつける」という意味合いの
靴やスリッパは避けます。
また直接身に付ける下着なども避けます。
はさみや刃物は「縁を切る」につながります。
お歳暮をもらったら
お歳暮をもらったら出来るだけ早く、礼状を送るのが基本マナーです。
友人などの親しい間柄なら電話でお礼を伝えるのもいいでしょう。
お歳暮のお返しってどうするの?
お歳暮は感謝の気持ちを表すものです
ですのでお返しは不要ですが
戴いたまま心苦しい場合は
時期をおいてお土産や誕生祝いなどでお贈りするのがよいですね。
喪中の場合はお歳暮はどうするの?
お歳暮は、普段お世話になっている感謝の気持ちを伝えるものです。
ですので喪中であってもお歳暮を贈り合うことは
差し支えないのです。
ただ、お歳暮の期間が四十九日前、喪が明けて間もない場合は
時期をずらして
寒中お伺いや寒中お見舞いの形をとる方法もあります。